とりあえず、自分がどんな回路の HPA 作ったのか忘れないために書いておく。
まず、以下の画像が現在の様子です。これだけで、自分の電気電子回路の技術がどの程度が非常によくわかるでしょう。
初電子工作で動いたんだから、これでも満足してます。

LME49600 HPA
回路は LME49600 の PDF の Figure 4 をベースにしてます。増幅と DC サーボを 2 回路入りオペアンプ一つでしているので、
増幅増幅でオペアンプ一つ、DCサーボDCサーボでオペアンプ一つのように、それぞれ独立させました。
Figure 4 ほぼそのままですが、上の写真の回路図は以下になります。手書きですみません。

LME49600HPA 回路図
H 型に灰色で走ってるのが、GND で、赤が下の黒線とは接触してない、という意味です。
実際の回路の様子は以下です。

LME49600HPA メイン
アップにたえないシロモノですが、ご了承ください。
青く丸いのが NEC トーキン 35V 6.8uF タンタル電解コンデンサ DN1V6R8M1S (@105 円 シリコンハウス共立)、
オレンジのものは、ニッセイ APS100V104J (100V 0.10uF, @35 円 シリコンハウス共立)、
四角い水色のものは(補正加えてるので水色ですが、実際はもう少し青いです)、ニッセイ 積層メタライズドポリエステル コンデンサ MTFF050J105 (50V 1.0uF, @84 円 シリコンハウス共立)です。
1.0uF のコンデンサが上記画像では一つ足りませんが、諸事情により裏面にあります。
オペアンプに張り付いてるヒモは、わかると思いますが、オペアンプを外すためのものです。
IC 引っこ抜く工具高いので、これでいいや、と。足曲がらずに外せるから十分です。
鉄入ってるので、ノイズ源になりうると思われますが、まぁきにしない。
これ付けた状態でも Dr.HEAD 改よりはるかに音良いし。(7809->7812 化と電源部のコンデンサを MUSE KZ 、入力カップリングを上の積層メタライズド~の1uFとAPS0.10uF にしたもの)
電源部は以下になります。

LME49600HPA 電源部
入力は DC30V で、LM350T (R1: 120Ω、R2: 2.4k + 68Ω)で 26.9V で安定化させ、TLE2426 で仮想 GND を作ってます。
使用した AC アダプタの無負荷出力が 38V くらい、HPA 動作時でも 34-5V 出力されてるので、30V 安定化で +-15V にもできたようです。
まぁ、一応表記 30V 出力だし、しばらくは 26.9V で使うつもり。
LM317 ではなく、LM350T を用いた理由はリップル除去率が LM317 が 80% なのに対して、LM350T は 86% と良い数値だったので、こちらを選択しました。
KA350T は 80% となってるので、正直 LM317 でも LM350T でも違いないのかもしれません。
次、HPA 作ったときは TLE2426 の先に LME49600 等でバッファして、GND の容量を増やそうと思います。
LME49600 の一番の難点はやはり、そのまま 2.54mm のユニバーサル基盤に挿せないことでしょう。
自分は LME49600 の足に 径 0.6mm のスズメッキ銅線で延長して使用しました。
ハンダ付けがヘタクソすぎるので、写真恥ずかしいですが、以下のような感じで延長させました。

LME49600表

LME49600 裏

LME49600 最後の延長線をつける前

LME49600 ハンダ付けた。つけすぎ。

LME49600 延長完了
さすがにつけすぎなので、吸い取り線で少し吸い出しました。
一応熱で破壊されたら困るので、ヒートシンクにセロテープでくっつけて作業しました。
また、一番上の写真の中央に 50V 2700uF の電解コンデンサがありますが、これは TLE2426 で分圧した先の +12V と GND 、GND と -12V にいれてるだけです。
ボリュームには、東京光音の 2CP601 を使用しました(若松 2550円)。理由は東京光音という名前がカッコイイという理由と、ネットでの評判が良いのでこれにしました。
ギャングエラーは非常に優秀で、Dr.HEAD に付属している APLS らしき小さいボリュームよりはるかに少ない回転量でほぼなくなります(数度回転させたらギャングエラーなくなる)。
ただ、なんとなく、10度以上まわしたほうが、音が痩せてない気がするので、入力の音を絞ってそれくらいまわせるようにしてます。
予想よりよかったのは、ポップノイズがほぼないことです。これなら、ミュートとかつけなくてもよさそうです。
Dr.HEAD だとすごいポップノイズがしていた NJM2114DD に交換したときも、それほど気になりませんでした。
OP2604AP を使うと、音圧が増しますが、解像度が若干下がるような気がするので、LM4562NA のほうがよさそうです。
2009 7/6 追記
なんとなく、低域がイマイチだと思ったので電源に 35V 470uF を追加した。

35V470uF 追加した
かなり強引ですが。
結果: 音がすごくざらざらする。
というのはまぁ当たり前でしょう。半田ごての熱で痛んでるんでしょう。
ほんと数十秒後はあきらかに低域がすっきりし、量も増えた。やはり、入力前 35V100uF だけでは足りなかったようだ。
一応 LM350T で 26.9V 後にも追加したけど、これも多少効果ある…はず。
一つかなりやばい目の難点がありまして、上のほうにも書いたと思いますが HPA 稼動時も AC アダプタから 35V くらい供給されてます。
そう、耐圧ギリギリなんですよ(汗
うーん。50V 耐圧のやつを早い目に買う、、というかさっさと作り直したい。
とりあえず追加してから 30 分くらい経過したんですが音が変わりすぎで驚き。特に Sentenced の Neverlasting がわかりやすい変化ですね。沈む低音が聞こえるようになりました。
あとは全体的にツヤのある音で、ウェット感がかなりアップした。音関係はやはり電源重要ですねぇ。
2009 7/8 追記
やはり、35V 耐圧ギリギリはよろしくないので少しだけ電圧下げる努力をした。
具体的にはダイオードを 4 発直列に入れて、0.65×4=2.60V ほど電圧を下げようという計画です。
ついでに余ってる nichicon KY 50V2700uF を入れた。35V220uF の ZLH もついで余ってるから入れようとおもったのですが、行方不明になっているのであきらめた。

IN4007*4 と 50V2700uF(KY) をパラで追加
ええ、そうです。追加するスペースがなかったので、別基盤になりました。
ケースに入ってないからこそ成せる技です。
結果、この基盤後の電圧はなんでか 4.5V ほど下がって 30.5V強 ほどになってます。
26.9V に安定化ですので、LM350T のほうも OK ということです。
音のほうですが、まだエージング澄んでないので微妙です。
荒々しさというか音圧が減ってなんだかすっきりしてしまいました。
ただ、じわじわバスドラの音に張りがでていってるので、エージング済むとよりよくなりそう。
あと、追加基盤を経由して GND を電源主基盤にいれるべきところを誤って AC アダプタの GND を直接入れてしまっていたんですね。
そのとき音が実に「アレッ 変化ないというより悪化してるような??」っていうガッカリ具合でした。その後気づいて追加基盤からしか GND が入らないようにしたらちゃんと戻った。
結構違うもんなんですね。

Kooss
Ktkr.net
ReJEC.NET
新ブログいいですね。
かなり見やすいです。コメントリンククリック時にコメント欄位置まで自動で下げてくれたらなおさらb
コメント by C — 2009年 6月30日 @ 11:04
ありがとうございます^^
コメントクリック時 Firefox3.5(WUXGA) だと、一応コメント欄まで下がるのですが、どこのことでしょうか??
コメント by Quilva — 2009年 6月30日 @ 16:25
[...] 当然、LME49600+4562NA のアンプ作ったときのあまりパーツなのでイマイチかも。 [...]
ピンバック by E-MU 0404 PCI のコンデンサを交換する « Quilva::ReJEC.NET BLOG — 2009年 7月14日 @ 20:23
[...] ヘッドホンアンプはいうまでもなく自作の LME49600 のやつです。 [...]
ピンバック by Alessandoro music series one と HD600 « Quilva::ReJEC.NET BLOG — 2009年 7月15日 @ 05:38