前回の初自作ヘッドホンアンプはもうずっと使ってない(というか部品取り機になっており、使用不可能)ので、最近作ったヘッドホンアンプの写真を載せていきます。
七代目自作ヘッドホンアンプ (2010/Apr)
まずは、最新 2010 年 4 月末作成のものです。7 代目になります。
まだエージング済んでませんが、今まで作った中では一番音質良いよう感じます。ただ、もうちょっとオペアンプとバッファ IC を近づけたほうがよさそうです。配線距離が長いです。
回路はいつものように、National Semiconductor の LME49600 データシートの Figure.5 ベースです。
今回は部品コスト削減と、1MΩはちょっと高すぎるような気がしたので、こちらのサイトを参考にして、サーボ回路の数値を変更しました。
- DCサーボ回路用コンデンサの容量変更
- オリジナル : 1.0uF (ニッセイ MTF 84~100 円、ただし MMT だと 10 個 500 円である気がする)
- 今回 : 0.47uF (ニッセイ MTF 50円)
- DCサーボ回路の抵抗値変更
- オリジナル : 1MΩ
- 今回 : 510kΩ (ただし、こちらのサイトでは 500kΩを指定されています)
結果ですが、ブレッドボードでも基板でも特に違いはわかりません。精神的には 510kΩのほうがよさそうに見えますが、まぁ差はなさそうです。
あとは、増幅オペアンプ(LM49720NA)とDCサーボ用オペアンプ(OPA2134PA)の電源にニッセイ MMT の 0.01uF と 0.1uF を入れます。
いつもは ニッセイ MTF 1.0uF を入れてましたが高価でスペース取るので今回はこの 2 つだけ。
バッファ部は自作 2 代目で採用している BUF634P 互換回路です。ボルテージフォロア回路にはしてません。1回路オペアンプは使うことはないでしょうということで。
バッファ部の電源はニッセイ MMT 0.01uF, 0.1uF に加えて LME49600 Figure.5 のタンタル電解コンデンサの代わりに東信工業 UTSJ 25V 47uF を入れています。
特に UTSJ にこだわりはなく、いろんなものを使ってみたいだけです。ただし、UTSJ は小型で大変扱い易いです。
- 初代 : ニッセイ APS 0.1uF(20円), NEC トーキンのタンタル電解コンデンサ 6.8uF (100円くらい)
- 二代 : Panasonic ECQ-V 2.2uF (秋月特価 10 個 200円)
- 三代 : nichikon LF 25V 47uF (100円、固体電解コンデンサ)
- 四代 : nichikon LF 25V 47uF (100円、固体電解コンデンサ)
- 五代 : nichikon MUSE KZ 25V 33uF (30円)
- 六代 : nichikon MUSE KZ 25V 47uF (30円、33uF より太い)
- 七代 : ニッセイ MMT 0.01uF, 0.1uF (200個1200円 @6円 *2 = 12 円)、東信工業 UTSJ 25V 47uF (50円、細い)
音質は、特に大差ないよう感じますので好みでよさそうです。ただ、初代のタンタルが一番良さそうに感じます。外見も良いし。
ボリュームはもはや定番になったマルツの RD925G の 20kΩです。10kΩが品切れだったので 20kΩにしました。10kΩと聴き比べしてませんが大差ないようです。
R1610G は低音がなんか納得いきませんが、中音域より上は RD925G よりきれいに出てるきがします。でも総合的には 2CP601 のほうが好みだけど、RD925G のほうが解像度高いように感じるし、なにより安いということで、RD925G が一番無難な気がします。いまだ ALPS のボリュームは使ったことないので使ってみたい。
抵抗はすべて KOA の 1/4 金属皮膜抵抗です。日本製だし、安いし(シリコンハウス店頭で 100 本 500 円 =@5円)、質感良いし、外見好みだし。
ただし音質はシリコンハウス通販の台湾製金属皮膜抵抗(1/4W 100 本 200 円 =@2円)と違いがよくわかりません。
違いが大きく出ないのは、LME49600 データシートの Figure5では帰還抵抗と DC サーボにしか抵抗が使われておらず、ヘッドホンへ行く回路の中に抵抗が無いからでしょう。
いつか、抵抗聞き比べしてみたいですけど、この回路だと大きな差が出るとは思えず、いつになることやら。
写真の右側から電源の電気が入ってきますが、そこにいつもより多めに電解コンデンサいれました。右から順に以下です。入れる順番は近くに半導体ないから適当に入れました。
- ニッセイ MMT 0.1uF *2 (200個1200円 @6円 = 12円)
- Rubycon ZLH 105℃ 35V 100uF *4 (@15円 = 60円)
- Rubycon MCZ 105℃ 16V 680uF *2 (@40円 = 80円)
おそらく今までで一番ここの出来具合がよかったと思われます。ただし、相変わらず保護回路が無いので、AC アダプタの保護回路と LM317T の内蔵回路に頼ってます。
電解コンデンサは右のデカいやつは nichikon KZE 50V 2700uF 、LM317T の下の 4 つが、Rubycon ZLH 105℃ 35V 100uF、LM317Tの ADJ 端子に入ってるやつの上が東信工業のなんかの 105℃ 50V 10uF、下が Rubycon 85℃ 50V 10uF、左の4つがレールスプリット後に入ってるやつで、Rubycon MCZ 105℃ 16V 680uF です。
仮想 GND のバッファとして LT1010 を入れてますが、ここは BUF634P もしくは LME49600 のほうがおすすめです。むしろ、このバッファはなくてもいいと思います。
赤いフィルムコンデンサは Panasonic ECQ-V 2.2uF、レールスプリッタ TL2426 の横が ニッセイ MTF 0.47uF(データシートでは 1.0uF 推奨)、残りのフィルムはニッセイ MMT 0.1uF です。
nichikon KZE の下はコモンモードチョークです。0.4mmのポリウレタン線を 21 回巻いてます。やはり、これいれると AC アダプタからのノイズがかなり減ってる気がします。
写真では見えないですが、LM317T には保護ダイオードはいれてあります。24V から 20V強を作る予定だったのですが、AC アダプタの都合上 40V (不安定ACアダプタ) から 20V 強を生成してるので、ちょっと発熱がやばいかもしれない。このヒートシンクつけても 50℃近くありそうです。30V 生成に変更しようかな。
五、六代目自作ヘッドホンアンプ
5,6 代目自作ヘッドホンアンプです。
外見通り、音質に差はないでしょう。もう少しコンパクトにできそうです。
一番太いケミコンは Rubycon ZLH 1000uF です。外見が好みです。
四代目自作ヘッドホンアンプ
四代目です。
東信UTSJ 25V 330uF は背が低く、外見が好みです。nichikon LF 25V 47uF と合う。
三代目自作ヘッドホンアンプ
三代目です。
バッファに LT1010 使ってますが、増幅のオペアンプは位相補償が無いと発振します。このゲタにもだいぶ無理がある。
- ひどく発振する
- LT1364
- 発振する
- LM4562NA、LME49720NA、LME49860NA
- OPA2134PA, OPA2604AP
- OP275
- 発振しない
- NJM4580DD、NJM2114DD、NJM2068DD
バッファの横にある 2pin は 1-4pin につながってます。On,Off で音質がどれぐらい違うかたしかめるために付けました。
結果はやはり、On のほうが音にメリハリが出てる気がしますので、5 代目以降はすべて On の状態になっています。
二代目自作ヘッドホンアンプ
二代目です。初代より音が悪いような気がします。
思い当たる原因が複数あります。特に電源。
この Panasonic ECQ-V だけに限らないと思いますが、フィルムコンデンサ、ひっつけるのはよくないみたいですね。
足を延長しすぎなのか、そこがアンテナになってるようで、付けない方がむしろよさそうなかんじ。
一応、ネズミっぽいかんじで作ろうとおもってました。抵抗の配置は気に入ってるんですけどねぇ。
電源をもう少しまともにしたやつ。電源に UTSJ は高価で意味ない気がする。
恥ずかしくなったら消します。





























Kooss
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